経営方針:バーチャルTシャツメディアカンパニーの創造
1 はじめに〜グループの足跡
2 当グループの概要と基本戦略
3 生産拠点ポートフォリオ〜国際化への対応
4 取引先ポートフォリオ〜流通改革への対応
5 顧客ポートフォリオ〜多様化・個性化への対応
6 商品ポートフォリオ〜ハード・ソフトの最適化
7 電子取引〜バーチャル・カンパニーの実験
8 今後の展開〜裏方職人企業+オンラインサービス
5 顧客ポートフォリオ〜多様化・個性化への対応
5.1 ファッション発展段階仮説(図1)
これは、わたしたちが行動の基準にしている仮説です。
特定のブランドで年間100万枚以上も売れたいうのは、もう昔話となり、流行に踊らされ
ない自分を持ったお客様の新しい消費行動が現れつつあります。
カタログを請求してくださったお客様からご回答いただいたアンケートでも、年齢性別
を問わず「7割近い方がオリジナルTシャツ制作に興味を持っているが、作った事がない」
という驚くべき結果が出ました。モノからココロへのシフト、余暇時間の増大、デジタル
カメラ・パソコン等の簡単なデザインツールの充実などの相乗効果で、趣味人=ホリデー
アーティスト=プロシューマが増えていくと予想しております。
そうしたプロシューマー層と、自分だけのこだわりの品が欲しい人を結ぶことが重要だ
と思います。売れないと嘆く前に、お客様が欲しいものが無いのではと謙虚に反省して、
お客様と対話をしながら、発展段階をステップアップしつつあるお客様の心をつかんでま
いりたいと思います。
5.2 プロシューマ・レスポンス(図2)
上記のような、自己表現・自己実現に目覚めた個人のお客様を本格的にサポートする仕
組みが、プロダクトアウト志向の繊維業界にも当グループにもありませんでした。
そこで個人を相手にサービスする新会社ジェントルを設立いたしました。
ここでは1枚からオリジナルTシャツを作れる他、アーティストのデータバンクとして好
きなアーティストの作品をTシャツにすることができます。もちろんホリデーアーティス
トが自作を発表、コンテストなどを経て販売できる機会も提供していきたいと思います。
5.3 アーティストの作品バンク+テスト販売
新会社は、個人向け販売をするだけでなく、当グループの既存の法人顧客に有用な情報
を提供するためのリサーチ機関・デザイン収集機関でもあります。
厳しいプレゼン競争に明け暮れる法人のお客様が営業展開しやすくなるように、アーテ
ィストのデザインバンクの中から用途にあったデザインを選んで、サンプルや企画書を作
成するお手伝いをいたします。
さらに、将来オンラインの個人のお客様が増えてきた暁には、テストマーケティングを
行い、そのデータつきでデザインを法人のお客様にご提供できるようになればと考えてお
ります。
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