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Tシャツができるまで 2 : 縫製工程
Tシャツを 作る上で使うミシンは大きく分けてロック、平、カンドメの
3種類でそれぞれを 各工程の条件に合わせ、使っています。
まずミシンから簡単に説明するとロックミシンとは生地の端を 切り落としながら
切り離した所にカバー状に縫い目をかけるミシンで主に袖縫い 袖付け
仕様の違う所では天地 肩剥ぎ等に使われています。(国産に関しては下糸に
ナイロン糸を 使う事で特に引っ張り強度をあげています。)
平型は 主に衿バインダーや後ろかけ等に使われます。
縫い目は 表に二本の本縫目 裏は二本間を飾り縫いした形式で伸びに強く
襟周りに最適な ミシンです。(国産に関しては下糸に ナイロン糸を
使う事で特に引っ張り強度をあげています。ただし一部仕上がり状の問題で 下糸に
スパン糸を使った製品もあります。)
カンドメは解れ止めの為に縫うミシンでB肩剥ぎの上にかけます。
縫い目の特徴は 細かくジグザグに目がはいっています。ほつれどめと
言うくらいですから失敗したら解くのが困難なほどしっかり縫えます。
前回説明した裁断製品が完成品になるには 標準で8工程かかります
まず袖の方で袖縫い 更に袖天地、同時進行で 身頃のほうは A肩剥ぎ
衿バインダー B肩剥ぎ カンドメ ここで先程の袖と合わさり 袖付け
裾天地の順番です。ただし各工程毎に製品の進み具合(縫える早さ)が違うので
工程毎に人数を膨らませたりしないとスムーズには流れません。
例えば カンドメを一時間で 500人分位縫うことができますが
袖付けで同じ時間では 100人程度が限界という計算になるので
効率良く流すにはそれぞれの工程の最少公倍数になるべく近づけるのが
一番だと思います。
縫製における注意点
☆肩剥ぎ
伸縮性があるか
スピンテープがつれていないか
A.B肩の肩幅に違いがないか
☆衿付け
衿の大きさに狂いがないか
目飛びしていないか
衿巾が一定に安定しているか
衿伏せ縫いが伸びていないか、止めが完全か
衿の両端を持って引っ張り 30センチ以上伸びるか
☆袖付け
袖が完全に縫いつけられているか(くいこみ、はずれに注意)
袖縫いの箇所と脇の下とがずれていないか。
☆袖裾天地
縫い外れに注意
折り巾が一定で平均して、ねじれのない事
針糸の表への出が目立たない事。
縫い上りの糸始末に注意
糸調子が良いか
☆袖裾天地
縫い外れに注意
折り巾が一定で平均して、ねじれのない事
針糸の表への出が目立たない事。
縫い上りの糸始末に注意
糸調子が良いか
以上の項目については、常に良い製品を作る為に特に気を配っています。
アドバイザー 千葉工場 縫製責任者 久米利明
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